a-360

ゲーム論説ブログ

スポンサーサイト

--/--/-- --:-- Category:スポンサー広告
TB(-) | CM(-)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

MSよ、青くなれ

2008/08/20 19:39 Category:技術、ハード
TB(0) | CM(0)

tales

くから言われてきた、都都逸のような言葉がある。

「ハードハードと威張るなハード。ソフトなければただの箱」
「ソフトソフトと威張るなソフト。ハードなければただの紙」

決して互いをひがみあっているわけではないだろうが、互いがなければ成り立ちません。くれぐれもお忘れなく。と釘を刺されているようにも思える。


この言葉を実感した。驚くべきことに360が不足しているというのだ。
原因は先日発売された「テイルズオブヴェスペリア(以下テイルズ)」の好調にあるといわれている。今まで週販3000台~5000台であった360が、テイルズの発売週に5倍売れたという。脅威的といっていい数字だ。

テイルズシリーズは95年の第1作発売以来、移植やリメイクを含めれば30作以上を数え、全世界累計販売本数が1000万本を越えたビッグタイトルだ。
その本編に相当する作品が360で発売されるというニュースに、恥ずかしながらテイルズ未経験の私は「へぇー」くらいの感想しか持てなかった。
これに対して意気軒昂だったのは、さる販売店の店員であった。これで本体動きますよ(売れ出すの意)と、力強く語っていた。
かくして氏の言葉は的中した。私が通う大型店2箇所では、限定版とスタンダードモデルはもとより、エリート、アーケードまでもが品切れしていた。
ついにMSは品不足のお詫びを発表したが、その文面もどこか誇らしげに見えたのは、先代機から見守ってきた私の思い違いだろうか。

たった一本のソフトでハードの趨勢は変化しうる。どんなに優れたハードを開発しようと、それが世間に渡るか否かは、対応ソフト如何によるものだ。
無論優れたソフトを走らせられる性能も、ハードには求められる。その意味ではハードもソフトの作り手なのだ。


もう一つ思い出したエピソードを。
喜劇俳優の古川ロッパが1951年に帝国劇場で公演された「モルガンお雪」に出演した際、青い顔をした劇場支配人を見かけた。
公演は連日盛況。支配人なら左団扇でからからと笑っていてもよさそうなもの。ロッパは何かあったのかと声をかけた。すると支配人はこう答えた。
「この客入りが明日も、そして次の芝居でも続くか心配だ。そうならないためにはどうしようと思うと気が重い」
ロッパは彼を讃えるように、その日の日記に「客が入ると青くなる興行師はいい興行師なり」と記した。

360劇場の思わぬ客入りで、興行師ことMSはからからと笑っているだろうか。
この客入りを減らさぬためにどうするべきかと、青くなっていることを願いたい。
スポンサーサイト

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
この記事のトラックバック URL

プロフィール

ATUSI

Author:ATUSI
ツイッター・@ATUSIBOX
 






原稿依頼やお問い合わせは
[V]←こちらをクリックして
お送りください

無料アクセス解析

>


検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。