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高き山の苦しみ

2008/08/17 21:34 Category:技術、ハード
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日、私のXbox360がLIVEに繋がらなくなるという、妙な故障を起こした。
幸い夏休み中だったため、サポートセンターに電話した。幾通りかの処置を試みた後、スタッフは聞き慣れぬ操作を要求してきた。
委細は省くが、どうやらハードディスクの整理をさせるためだったらしい。その後問題なくLIVEに繋がった
TVゲームも煩わしくなったものだ、と感じずにはいられなかった。故障の修理といえば、ROMカートリッジの端子部分に息を吹きかける程度だった時代とは隔世の感がある。

なぜか思い出したのは、小澤征爾山本直純のエピソードだった。東京藝術大学在学中、同じ音楽の道を志す小澤に山本はこう言った。
「俺は音楽の裾野を広げる。お前はてっぺんを目指せ」
有言実行とは正にこれ、小澤は世界屈指の指揮者となり、山本は大衆に愛される音楽を生み出し続けた。

高画質、多機能化への一途をたどるゲーム機の進化。その先端を行くXbox360とPS3。
方やゲームをみんなのものへと帰するべく、新たなインターフェイスを打ち出し裾野を広げるDSとWii。
ゲームの高みを目指す二社の小澤と、裾野を広げる二台の山本。どちらもゲームの発展には欠くことができない役割だ。
ゲームに長く親しんできた身としては、さらなる高みが見てみたいという気持ちはもちろんある。だがそれは同時に、由緒あるクラシックコンサートのように「客を選ぶ」作用も孕む。
価格の高騰、操作の煩雑化、そして素人には回避しがたいリスク。
結果普及台数は伸び悩み、高騰するソフト開発費の回収に必要な販売数を確保すべく、ソフトメーカーはマルチタイトル化や海外販売も視野に入れざるを得なくなり、結果ハードの独自性も失われてしまう

話が飛んでしまったが、私の360に起きた故障は、どこか次世代機が孕むジレンマを物語っているように見えた。
瑣末な操作で回復できたとはいえ、発生した症状とその要因は、到底素人にはどうしようもないものだ。
ハードの進化を止めろとはいえないが、まずこの「多機能の不便」を駆逐しない限り、次の世代のハードは瞬く間に消滅してしまうのではないだろうか。
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