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雑感・HALO Trilogy

2008/11/27 21:55 Category:ソフトレビュー
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halo
るベテラン芸人いわく。
「古典的というと古い物という印象があるが、そうではない。古くならないものを古典的というのだ」

 古くならないとはどういうことか。例えばバナナの皮を踏んで転ぶなどは、決して新しいギャグではないが、時代の流行や世代による感性の差異に左右されにくい。
 またわかりにくい話から入ってしまったが、このゲームをやってもらえれば私の言いたいこともご理解戴けるはずだ。

 私が初めてFPSというものに触れたのは、間違いなくHALOだった。
 一人称視点が産む没入感、美麗で奥行きに満ちた世界、多彩な武器と明快な特性の違い、プレイヤーを飽きさせないテンポとリスタート、計算し尽くされたマップデザインとゲームバランス。
 圧倒された。Xboxを買った事を誇りに思えるソフトだった。

 何より私が魅了されたのは、オンラインマップの恐ろしいほどのほったらかし感だった。
 大小様々なマップに、ちまちま配されたオブジェクト、偏ることなくばらまかれた武器、単純明快なルール。
 ただそれだけのシステムが、プレイヤーによって無限の戦況を演出する。伊集院光氏の言葉を借りれば、「公園におもちゃをばらまいて、あとは好きに遊んでちょうだいといった作り」なのだ。
 無論ただ無作為に広場やおもちゃが用意されているわけがない。
 プレイヤーの心理、行動はもとより、ルールによって紡がれるであろう戦術や、見た目にまでこだわったマップデザインが施されているのだ。

 複雑怪奇なギミックや、圧倒的な兵器は必要ない。長短併せ持ったアイテムと無数のルートを描けるフィールドこそが、FPSの普遍的な面白さの要素であり、それを限界まで磨き込んだHALOは、古典FPSの金字塔と呼ぶに相応しい。

 そして忘れてはならないのが、トリロジーを通して描かれる宇宙を舞台にした物語の、薫るような美しさだ。
 遥か未来。地球外知的生命群との闘いを余儀なくされた人類は、生体兵器スパルタンを投入。圧倒的戦闘能力で国連軍を牽引するも、その中で多くのものを得て、そして失う。
 そして我々は、広大無辺の宇宙と、それが創り経てきた悠久の時間の中にあっては、人類の営みなど塵芥に過ぎないほど短く、はかなく、尊く、愛おしいものだと知る。
 スペースオペラの古典的筋立てを、独自の解釈と印象的なキャストで飾り、一級の映像作品としても楽しめる作品となっている。

 アナザーストーリーの発売も控え、益々色気を増すHALO。
 どれ、引越し荷物の奥深くに眠るパート1を、引っ張り出してみようか。
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