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追悼・水玉螢之丞

2014/12/16 22:32 Category:ニュース
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顔絵作家の山藤章二氏曰く。
「似顔絵はいわゆるそっくり絵ではない。モデルとなった人の人物評を自分の方へ引っ張りこまなければならない」
 ただその人の顔形を象ったものは肖像画。その内面、特徴を自身の目とタッチで表現してこその似顔絵であるらしい。

 似顔絵においては、その人の色気や可愛げを浮き彫りにし、オリジナルキャラにあっては、初見であるはずなのにどこかで出会ったような親しみさえ滲ませ、太めの少ない線で描かれる独特タッチは、絵を見ただけで作者がわかるほどの独自性を獲得していた。
 早すぎる訃報に、今尚実感が持てない。水玉螢之丞先生が永眠された。

 SFマガジン、ワンダーフェスティバルのカタログなどで、オタク諸兄には馴染み深い方ではあるが、私にとってはやはり、ファミコン通信(現ファミ通)の連載が印象深い。
 ゲームのキャラ表現が、性能や容量の面でまだ拙くならねばならなかった時代。ゲーム雑誌の1ページに、誌面狭しと踊り描かれたキャラクター評は、我々の持つ感受とシンクロしつつ、愛くるしい空想(妄想?)を湛え、キャラの魅力を大いに補完してくれた。
 そのつながりから、広井王子作のゲーム『火星物語』のキャラデザインを担当。この作品について語り出すと、それだけで何本分かの記事になってしまうので割愛するが、日常の架空世界で動き回るに相応しい、見たことのないおなじみのキャラたちを生み出し、水玉流の骨頂を見せてくれた。

 大の愛猫家でもあり、数年前に亡くした飼い猫が何度も夢に出て、コップで水を飲んだりしていたというエピソードが印象深い。
 今頃泉下で再会を果たされているだろうか。酌み交わす水は、さぞ甘露だろう。

 合掌。
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