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ヴァーチャリアンは女子高生の夢を見るか(3)開発者インタビュー編

2014/12/03 08:00 Category:技術、ハード
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Project Morpheus体験会の一角では、ディスカッションルームが設けられており、SCEワールドワイド・スタジオ代表取締役会長の吉田修平氏と、バンダイナムコゲームズの原田勝弘プロデューサーが、参加者からの質問に答えていた。
 いわゆる「濃い」ユーザーからの質問に、両氏とも明快に答えられていた。ここにその一部を掲載する。
 
IMGP2680.jpg

>体験会のご感想は?
 吉田修平(以下吉田):大体想定してた感じの、良い反応です。
 原田勝弘(以下原田):早く発売してくれーみたいな反響が多かったです。

>改めてお聞きしますが、吉田さんがモーフィアスの責任者なんですか?
 吉田:開発の責任者は他にいます。私はゲーム開発グループの立場で参加している、メンバーの一人です。

>モーフィアス開発の立ち上げというのはいつ頃なんでしょう?
 吉田:VRの研究を始めたのが、4年前のPS3の時ですね。当時発売されていたHMDとPSmoveとをくっつけて、VRを作り始めたんですよ。

>既製品を組み合わせて?
 吉田:ええ。ただ当時のHMDは、映画を見るためのものだったので画角が狭く、VRとしては本格的なものじゃなかったんです。ただ頭の動きに映像を同期させることはできたので、みんなでそれを見て「面白いおもしろい」とやり始めたのが、プロジェクトのスタートですね。

>御社は1996年にHMDを発売していますね?
 吉田:あのチームとは全く関係ありません。あれは映画を個人で楽しむためのパーソナルディスプレイというコンセプトですから、VRではないんです。

>モーフィアスは民生品として開発されてるそうですが、理想の価格帯というのはお持ちですか?
 原田:そりゃ安ければ安いほどいいですよね(笑)
 吉田:PS4をお持ちの方が手軽に買える価格ですかね。今回も参加された方に、いくらだったらいいかと聞いているんです。

>僕は税込5万だったら買っちゃうかなぁ。
 吉田:そういう方多かったですね。
 原田:4、5万だったら出すって意見が多かったが、体験しちゃったから言える価格であって、個人的には4~5万では高いと思いますけどね。

>会場の方、8万でも買うっていう人挙手。
(私含めけっこう手が挙がる)
 吉田:おおーありがとうございます。
 原田:ほんとにー!?(笑)
 吉田:サマーレッスン効果ですよ(笑)

>原田さんが最初にモーフィアスを知って触ったのはいつですか?
 原田:HMDの研究自体は、僕のチームで3年前からやっています。モーフィアスは、去年の夏終わりくらいに現物見て、もう「えー!」って驚いた翌日に企画書持ち込みました。
 吉田:思い出した。去年のE3くらいから、業界の方に見せ始めてました。

>サマーレッスンの開発もその頃にスタートしたんですか。
 原田:企画書はその頃にはありました。

>今体験して、もうちょっと開発期間かけたんじゃないかなぁと思ったんですが。
 原田:開発期間は二ヶ月です。一ヶ月半で作って、半月デバッグしました。
 吉田:バンダイナムコさんのノウハウはあるわけですよね。
 原田:骨格とか表情筋とかのベースはあったので、比較的早くできたかもしれません。あと描画エンジンはアンリアルを使いました。なのでそんなに手間やお金かけなくても、面白いことバンバン出来るぞと……。
 吉田:特にユニティやアンリアルなんかを使うと早いですよ。

>原田さんが最初に見たVRは?
 原田:うちのプログラマが作った、積み木みたいなのが置かれた部屋のデモをオキュラスで見ました。その後いろんな方が作ってアップされたデモを見たり。鉄拳をオキュラスに対応させてみたりしました。

>どうでした?オキュラスでやる鉄拳は。
 原田:●●みたいなゲームができましたね(笑)一人称でやってて、目の前でボブとかが大暴れするわけですから、怖くてしょうがない(笑)

>やってみたいー!
 原田:うまいとちゃんと戦えるんですけど、弱いと浮かされて視点が上むきっぱなしになっちゃって(笑)。空しか見えないよこのゲーム!って言って、格ゲーはやめようと三年前に(笑)
IMGP2695.jpg


>モーフィアスはPS4とどのように繋がるんでしょう?
 吉田:PS4とHMDの間にプロセッサユニットというものがあり、PS4から映像とUSBをつなぎ、HMDに映像を送ります。

>電源はPS4とモーフィアス別になりますか?
 吉田:二つ必要になります。モーフィアスの電源はプロセッサユニットにつなぎます。

>見回しているうちにコードが邪魔になることがあると思うんですが、ワイヤレスにはなりますか?
 吉田:フルHDの映像をワイヤレスで安定して送るというのは、結構難易度が高いんです。今の技術では採用できないですね。
 原田:サマーレッスンの開発中にも、コードが体に巻きついてるやつがいました(笑)。「おー本当に部屋の中にいるー(ぐるぐる)」ってやってて女の子に呼ばれて「どこだー?(ぐるぐるぎゅう)」って(笑)

>インディーズや小規模な会社でも、モーフィアス向けにゲームが作れる環境なんでしょうか?
 吉田:はい。ユニティでオキュラス向けにゲームを作ったインディーズの方が、1日でモーフィアス対応にできたとも伺いました。

>サマーレッスン以外には何か作られてますか?
 原田:もちろんアイディアはいくつもあります。少なくともあと一本はやりたいと考えてます。(出るか出ないかを含めて)今はとてもじゃないけど言えません(笑)。今は企画を通すだけでも大変ですからね。どう商売として成り立たせるかという話にもなりますし……
 吉田:(モーフィアス自体)商品として発表してませんから、今開発されてる方は「情熱」で開発されていて。やらなければ!みたいな熱い人ばかりです。
 原田:情熱だけです!(笑)僕も社内では、評価にもならないことをやってる人間って感じです(笑)
 吉田:そういう人の中から、何年か後に「先にやってよかった!」と思える人が現れるとおもってます。

>VRでやってみたいゲームはありますか?
 吉田:私はもう、あれですよ。「P.T.」やりたいですよ。
 一同:あああああああああああああああ!
 吉田:もうね、想像しただけで怖いですよね。
 原田:誤解を恐れずにいうと、ホラーって簡単なんですよ。怖がらせるのって。だから一番喜ばせられるコンテンツなんです。(商品化したら)みんな出してくると思いますよ。怖がらせるのには向いてるデバイスなんで。
 吉田:原田さんは何かあります?やりたいゲーム。
 原田:僕は大体試しちゃってるんですけどね。逆にこれはダメだなってのも。でも先程言った格ゲーでも、面白いものが作れるかもしれないですけど、少なくとも巌流が目の前でずっと張り手を食らわせてくるとかは、まーつまらなかったですけど(笑)
 吉田:でもそれが欲しいって言ってた女性がいましたね?
 原田:いましたねえ、目の前でムキムキに暴れてほしいって方(笑)。あ、ありました実現して欲しいの。市販の360°カメラを部屋に置いてモーフィアスで繋ぐと、その部屋に行った気分になるじゃないですか。僕飲むのは好きなんですけど、飲みに行くのが面倒くさいんで(笑)、それ使って家族とか友達とか、一緒に飲んでる気分になれる。それをやりたいですね。誰か作ってくんないかな(笑)

>日本と海外で、VRに関する捉え方の違いのようなものはありますか?
 吉田:ジャーナリストの新清士さんがおっしゃってたんですが……まぁご本人も本当か嘘かわかんないけどと前置きされてましたが。欧米にとってのVRは「究極の未来の姿」なんですって。そこに一歩一歩近付いてるイメージ。日本の場合は八百万の神とかがあって、わりとその辺に神様や妖怪がいる。非現実と現実が共存しているんですって。だから欧米と違って、支配する側とされる側みたいな関係ではないんです。だから今回のサマーレッスンでもそうですけど、バーチャルアイドルなんかとも文化的に接することができるそうです。
 私もGDCで発表するまで深く考えなかったんですけど、GDCに来た日本のメディアの方の食い付きがすごかったんですね。これだぁ!みたいな。で、それから考えてみると、昔から妖怪とかバーチャルアイドルとかあるじゃないかと。日本人は未来に生きてるなあと感じました。
IMGP2696.jpg

 貴重な体験をありがとうございます。
 製品化の暁にはサマーレッスン同梱パックを買います!(^^)
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