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スコットランドヤードがやっぱり面白い話

2014/05/07 19:55 Category:日記、雑記
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前小欄でご紹介した海外のDSタイトル『スコットランドヤード』だが、先日思い切って購入し、小欄読者にはおなじみの代々木ゲームルームでプレーしたのだが、これがやはり面白く、携帯機……否、マルチ画面との相性が素晴らしいと思ったので、改めてご紹介させていただく。

 基本的なルールやシステムは以前の記事に譲るとして、ここでは割愛する。
 主催のゲームライター、田下広夢氏と参加者4名を誘い、6人フルメンバーでスタート。まず私がMr.X(犯人)になってみた。
 改めて見ると、100マスどころか200マス近いフィールドに、プレイヤーが6人という構図は、やはり過疎的だ。無論Mr.Xにも警察にも有利な要素はあるのだが。
 Mr.Xにだけ許された要素としては、1ターンに2回移動できるカード(無論2時間経過する)や、移動手段を隠匿できるカード、またヘリ移動のカードもある。これで捜査を攪乱するのだが、どうしても避けられない5時間おきの目撃報告と、毎ターン明らかになる移動手段が、かなり行動を読むいい手掛かりになるのだ。
 プレー時間のほとんどは、警察チームの作戦会議に当てられることになる。DSの一方の画面には全体マップ。もう一方には拡大マップが表示されるのだが、これをLボタンで切り替えて、下画面に全体マップが出ている間、自由に書き込むことが出来る。
 今地下鉄を使ったという事は……さっきまでここにいたとして……テムズ川に捜査線を張るべきか……などなど、喧々諤々の議論が繰り広げられる。
 その間、私ことMr.Xはほったらかしである。しかしリラックスはしておれず、警察の捜査会議に耳を傾けつつ、次の手や逃走方針を考えるのだが、警察のペンで正に自分のいるマスに印が書かれたりすると、胃と心臓が混ざりそうなほどハラハラするのだ。
 結局最後は目撃ターンで位置がばれた上、マスの移動手段を読み間違えるというドジを踏んだMr.Xが、あっけなく逮捕された。(いつも通り淡々と書いているが、けっこうくやしい)

 二戦目は田下氏がMr.Xを買って出た。私は警官として汚名返上に挑む。
 スタートから最初の目撃情報が出る3時間(ターン)までは、まず初期捜査の体制を整える。地下鉄駅とその付近は押さえ、テムズ川の北と南のどちらに重点を置くかなどを決めておく。(あくまで我々が即席で考えた作戦なのであしからず)
 3時間後、最初の目撃情報がもたらされる。マップの北側やや東より。地下鉄駅の隣だ。これはまずい!?
 と、ここで捜査方針が割れる。地下鉄で移動すると読んで、行き先に警官を配備するか、そう思わせておいて他の交通手段で移動すると踏むか。警官は5人。無駄な動きは控えたい。
 捜査会議の結果、行き先になる駅に睨みを利かせ、地下鉄移動を「阻止する」という方針に決まった。
 その効果はあったらしく、その後移動手段に地下鉄は出なかった。バス、タクシー、二回移動を使うものの、まだ移動手段を隠匿できるカードを使っていない。いわゆる条件問題を解くように考えていると……おや?
「攪乱しようとして同じ道往復したやろ!?」
 私の突っ込みにたまらず吹き出す田下X。攪乱も使いどころを間違えると、間抜けを晒すだけになってしまうのだ。
 そうとわかれば、まだ遠くへは行っていないこともバレバレ。我ら警官はマップ北東部への封じ込め作戦を敢行する。
 5時間後、二度目の目撃タイム。まさにマップ北東部にいた。しかも端のマスの手前である。チャンス!
 だが油断はならない。こちらは5人「しか」いない。完全に囲い込むには手薄。万が一読みを外され、警官の真横のマスを掻い潜って突っ切るような手に出られたら、あっさりロンドンの雑踏に消えていくことになるのだ。
 地下鉄とバスの経路を重点に、無駄のない移動を心がけ、マップに「う●こ」とか書き込んで捜査会議の攪乱を目論む田下Xの攻撃をスルーし、一手、また一手と積み重ねる。
 と、ここで警官チームに暗雲が立ち込めた。ここで田下Xが始めて隠匿カードを使ったのだ。しかも二回連続で。
 これは何を意味するのか?賭けに出たか?それすら攪乱か?踊る大捜査会議の中で、常連参加者である警官Bが推理する。
「袋小路入ったんじゃない?」
 そう、最後の目撃地点は正に袋小路となる道の手前だった。我々はまずそこへ行くことを頭から外した。ゲームライターを名乗り、数々のアンプラグドゲームをこなしてきた男がそんなこたぁしないだろ、と。
 だが警官Bは言う。
「それを見越してあとで『こっちに来てましたー!やーい裏掻いて外してやんのー』って言うつもりかも」
 あり得るわああああああ!!
 この会議を傍で見つつ「そんなこたぁしないよ」とか言ってる我々を心中ほくそ笑みながら、まんまとそこを離れて行った隙に大逃げかましてウハウハ。
 やりそうだなぁぁこの男!!
 そう、まさにこれこそがスコットランドヤードの醍醐味。知った人とやるほど、あけっぴろげな心理戦が繰り広げられてしまうのだ。
 そして何より今私自身が、Mr.Xの最終目撃地点でもある、袋小路の入り口にいたのだ。この先に奴はいるのか!?それともセオリー通り南へ逃げたのか!?
「まだ序盤だし、1ターン無駄に使ってもいい。巻き返せる」
 捜査会議の結果、とりあえず入ってみようということになった。まーいるわけねーよなーと言いつつポチっと移動。

       『Mr.Xを逮捕しました』

 やってやがったーーーー!!!警官大爆笑田下X大苦笑である。
 この後さらにお楽しみ。今までのプレーをオートリプレイで見ることが出来るのだ。これがまた盛り上がる。
「ほらここ往復したー!」
「あっちゃー袋小路行ったー!」
「わーもう袋のネズミだー!」
 と、主にMr.Xをけちょんけちょんにできるのだ。
 ちなみに田下Xはその後の取調べに対し「全部警官Bの言う通りだった。気色悪かった」と供述している。

 改めて思う。DSのマルチプレイにここまでしっくり嵌るアンプラグドゲームはなかなかあるまい。多人数で同一情報を共有し、個々のカスタマイズにも対応。Mr.Xとの不公平性も確保できる。隙がなさすぎるデザインだ。
 ただ残念なことに、現在は海外版でしかリリースされておらず、国内の3DSでも遊べるが、動作保障外になってしまうことや、本体に設定されたプレイヤー名が日本語である場合、画面に????と表記されてしまうなどの不都合がある。
 どこかのパブリッシャーがローカライズしてくれないかなーと、かなり真剣に思う。いませんかね?

 またとりとめのない文になってしまったが、このゲーム独特の面白さが少しでも伝わったら幸いである。
 最後に改めて、自己責任でのご購入と、六人集まってのプレイを強くお勧めさせて頂いて稿を閉じる。
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