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キャット&チョコレートの楽しみ方

2014/02/02 17:29 Category:アンプラ万歳
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回から新シリーズとして、毎週金曜の夜行われている『代々木ゲームルーム』で出会った、アンプラグドゲームについて書いていこうと思う。まだこのイベントに参加したことがない人や、イベントで使えるゲームを探している方への参考になれば幸いである。

 私に限ったことではないと思うが、子供の頃、家にある掃除機のプラスチックノズルは、大体剣にして振り回していたと思う。多くのご家庭では宮本武蔵よろしく、二刀流の剣士もいただろう。
 他にも、穴あけパンチが指人間のジャンプ台になったり、洗濯ばさみが魚や恐竜の頭になったり、ワインの栓抜きを竹とんぼのように飛ばそうとしたりしなかっただろうか?
 子供の想像力に驚かされると同時に、大人になって忘れてしまった思考の余白を嘆いたりもする。このゲームは、その余白を全力で取り戻すことを求められるだろう。

 プレイ人数は2人~6人(理想は4人か6人)。
 カードは大きく分けて、アイテム・アクシデント・派閥の3タイプに分かれる。
CC1.jpg

 まずアクシデントカードの中から、ENDと書かれたカードを除いてシャッフルしておく。
 そしてアイテムカードをシャッフルして、3枚ずつ各プレイヤーに配る。
 次に、派閥カードを1枚ずつ伏せて配る。派閥カードの絵柄は二種類あるので、5人の場合は2:3、3人の場合は1:2になるように配る。
 残ったアイテムカードとアクシデントカードを伏せて別々の山にする。
※以下わかりやすいように、アイテムカードの山をI。アクシデントカードの山をAと呼ぶ。
 そして山Aの任意の位置(山の下のほうが理想)にエンドカードを伏せで差し込む。
CC2.jpg

 じゃんけんなどで最初のプレイヤーを決める。
 プレイヤーは、山Aの一番上のカードを取って表にし、隣に置く。するとそこにアクシデントの内容と、山Aの一番上になったカードの、裏面に書かれた数字が見えることになる。
 プレイヤーは引いたアクシデントを、手札の3枚のうち、山Aの一番上に書いてある数字の枚数分のカードを「必ず使い切って」そのアクシデントを解決するストーリーを披露するのだ。
CC3.jpg

 写真とは異なるが、例えばあなたの手札にアイテム「USBメモリ」「母親」「高級外車」とあり、山Aに出た数字が2枚で、アクシデントの内容が「領収証を貰い忘れた!このままでは自腹だ!」というものだったとしよう。(実際こういうカードがありますから念のため)
 あなたは手札のうち2枚を使って、このアクシデントを乗り越えなければならない。
CC4.jpg

 例えば「高級外車」を売って自腹を補填する。というのもありだが、もう一枚必ず使わないといけないので駄目。
 そうして捻り出したストーリーを、残りの参加者が「せーの」の合図でOKかNGかで判定する。
 うまくアクシデントを解決できたと思ったら(^^)bを出し、これでは解決できてないなと思ったら(==)pを出す。(親指でね。今日はカッコが多くてゴメンネ)
 全員の過半数がOKを出したら、アクシデントカードを受け取れるが、NGが上回ったらもらえない。
 使ったアイテムカードは捨て札となり、その枚数分だけ山Iから補充して、手番を隣へ移す。
CC5.jpg

 これを繰り返していき、エンドカードが出た時点で、プレイヤーが持つアクシデントカードの枚数がスコアとなる。
 が、ここで最初に配った派閥カードが効力を発する。全員一斉に派閥カードをオープンする。各派閥のプレイヤーのスコアの合計点で勝敗を決するのだ。
※3人プレイの場合、2人になった派閥のうち高い得点と、1人の得点で勝敗を決める。5人プレイの場合は、3人の派閥のうち最高点と最低点を足したスコアと、2人派閥の合計点で勝敗を決める。
CC7.jpg
※この場合6-7で副社長派の勝ち。

 このゲームの肝は、やはり「でっちあげ力」にある。無理を通して道理を微塵切りにする勢いで、限られたカードから正解を導き出すしかないのだ。
 そして評価する側は、あまり辛口すぎても甘すぎても、最後の派閥カードで自分のチームに跳ね返ってくるかもしれないので、偏った判断は避けるべきだろう。
 そういう意味で、掃除機を剣にしてワインの栓抜きを飛ばそうとする子供の発想は、このゲームに向いている気がするのだ。
 今回紹介した例題は、このゲームのシリーズ作「ビジネス編」のカードであるが、幽霊屋敷編や学園編なども発売されている。
 そしてこのゲームの意外な楽しみとして、そうした別のバージョンのカードセットをまぜてあぶことができる。もし混ぜたとして「USBメモリ」「母親」「高級外車」で「幽霊の舞踏会を切り抜ける」にはどうすればいいだろうか?

 想像力と勢いで戦う思考型カードゲーム。1500円ほどで買えてしまい、コストパフォーマンスがえらい高いゲームでもある。

<初心者歓迎度・★★★★★>
<お手軽度・★★★★>
<コネのカードがあれば大体解決できるんじゃね?度・★★★★★★★>
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