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われらではなし

2013/04/22 22:18 Category:業界
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石門下に学んだ随筆家の内田百閒は、気難しい性格で知られた。家の玄関にはこんな貼り紙がしてあったという。
『世の中に人の来るこそうれしけれ、とはいうもののお前ではなし』
 先生を慕ってやってきた客人は、相変わらず臍を曲げていらっしゃると苦笑いしたそうな。

 臍を曲げるのは結構だが、当たる相手を違えては格好も付くまい。昨今散見するTVゲームのオープニングに、私はいつも苦笑いすら出来ないでいる。
 以前書いたミドルウェアのロゴの話ではない。違法ダウンロードの注意を促す文句だ。

 マジコン騒動も記憶に新しい昨今、ゲームを起動するたび、違法ダウンロードの自粛を促す文言が数秒表示されるソフトが多くなった。
 4500億円という市場規模にあって、同規模ともそれ以上とも言われる違法ダウンロード被害。正に業界にとっては死活問題であろう。一刻も早く撲滅したいという気持ちは分かる。
 しかしだからといって、何をしてもいいというわけではあるまい。発売を心待ちにし、身銭を切って購入した客にの前に『お前ではなし』と掲げてしまってはみっともなかろう。掲げる相手は選ぶべきだ。
 無論そうしたことを宣伝する媒体が、相手を選べないものである事も承知している。だが消費者としての実感を言わせて貰えば、ゲームのオープニングは最もそういう宣伝に向かない場所ではないだろうか?

 理由は明白。違法ダウンロードを行う人の多くは、恐らく自分はゲームをしない人であるからだ。

 ここから先は邪推の域を脱しないので割愛するが、ともあれロゴ表示といいこの注意文といい、電源を入れてからゲームが出来るようになるまでの時間が年々伸びているのが気に入らない。
 どうせならその辺も映画に倣って、見た目の楽しいロゴにしたり、STOPゲーム泥棒のようなキャラを登場させたほうが、まだかわいげもあるだろうに。
 ユーザーが臍を曲げないうちに、業界各位の英断を待つ。
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