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雑感・ポートロイヤル3

2013/01/24 20:08 Category:ソフトレビュー
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ミュレーションゲームにおける最大の愉悦は何か。構築することだという人もいれば、それを壊すことだという人もいる。現実にありえないものを試すことだという人もいれば、事実に則って再現することだという人もいるだろう。
 だがもう一歩深いところにある、シミュレーションゲーム共通の楽しみは何か。私は『ゲームが用意する方程式の上で、思い描いた結果を弾き出させること』だと思うのだ。

 PCゲーマーを唸らせた海運シミュレーションゲーム最新作が、Xboxに登場する。
 舞台は大航海時代。カリブ海に浮かぶ、世界で最も豊かで最も酷い町、ポートロイヤルを中心にスタートする。
 基本スタイルは、初期に与えられた船で近隣の港を巡り、その街で売られているものを買い、それを他所の街で売って差益を得る。そうして利益を伸ばし、やがて長距離航行可能な中、大型船買い、海図にない街を探し出して航路を開拓する。この繰り返しである。
 船は逐一行き先や売買品を指示する事もできるが、立ち寄る港を固定し、売買する品と量を自動で決めさせ、放置しておくことも出来る。
 だが見つけた街に、適当に船を行き交わせればいいというものでもない。それぞれの街には主だった特産品があり、当然同じ特産品を持つ街同士では需要と供給が成り立たず売り上げは伸びない。また一部の品は原材料を必要とする、いわゆる二次産業製品もある。この原料を供給しないと、生産が落ち込むことにもなるのだ。
 そう、このゲームに用意された方程式は是である。各地に点在する街と、その需要と供給を見極め、最適な期間と量を提供できる航路を見つけることだ。
 無論見つけた航路を放置しておくだけでは芸がない。時には領主の求めに応じた品を運搬したり、行方不明者を捜索したり、財宝を見つけることもある。
 これらのサブクエストを受けるには、港町に立ち寄る必要があるので、放置してばかりではこのゲームは深く楽しめないという訳だ。

 そしてこのゲームのもう一つの楽しみ方。行き交う他の船を襲い掠奪する、海賊行為が出来るのだ。
 戦争中に政府の公認を得て、敵国の船を襲うことを許される私掠船となることはもちろん、全く無作為に船を襲うことも可能である。無論そういった場合、襲った船の所属国や、その同盟国から敵視され、軍艦に攻撃されることもある。
 もちろんこうした海賊を懲らしめ、彼らの資財を横取りすることも出来るのだが、その莫大な量に比例してなかなか手ごわいのでご注意を。

 難点をいくつか挙げるとすれば、(こういったゲームにとってはむしろ長所かも知れないが)グラフィックが些か雑に感じられること。フリーモードではイベントが強制的に発生しないので、いくつかの航路を決めて放置しても決して困らないこと。また上記二点を含めた、演出面での地味さが目立ってしまうことだろうか。
 しかして言い換えれば、それがボードゲーム的な要素に特化し、心地よいテンポを生んでいるのも事実であるので、ここは評価の分かれるところだろうか。

 見えそうで見えない方程式を探り、コストとメリットを比較し、時には海賊やハリケーンにも敵に回し、大航海時代の王者を目指す海運シミュレーション。
 一人でじっくり戦略を磨き上げるタイプのゲームが好きな方なら、是非一度お試しを。
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