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雑感・ロックスミス

2012/11/12 21:32 Category:ソフトレビュー
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かが言った。
「初めて自分のギターでビリー・ジョエルを弾いた時は鳥肌が立った。だって俺のギターからビリー・ジョエルが流れてくるんだぜ!?」
 音楽を志したことがある人にとって、この感覚は良くわかるのではないだろうか。敬愛するアーティストの言葉そのものであるような音楽が、自分の手で自分の楽器から聞こえてきたとき、まるでその人と謁見したかのような感動をおぼえた人は、少なくないはずである。
 音楽とは面白い。例えば絵画であれば、長い歴史を経れば色あせたり破損したり、当時のままでいることは難しい。
 だが音楽は、譜面に描かれた音符が健在であり続ける限り、いつの時代でも再現することが出来る。最古のデジタルメディアではなかろうか?
 なれば、デジタルのおもちゃであるゲームとの親和性もさぞ高かろうと思いきや、なかなかこのジャンルのゲームは登場してこなかった。押さえる箇所を限定したギターゲームやキーボードを模したDJゲームはあったが、現実に最も近いのはドラムゲームくらいではなかったか。
 音を電気的に扱う試みは古くからなされ、エレキギター自体は1930年代に登場していたにも関わらずである。

 もしかしたら、これは歴史を動かす一本になるのではないだろうか。電子楽器の音をゲームに反映させるシステムがこうして完成されたのだから、ほとんどの楽器が電子化されている今、このシステムに繋がれるジャンルは一つや二つではないだろう。
 そしてゲームとしての手軽さと双方向性が、初心者に対する敷居をどれだけ下げるかは、私が身を以って立証してきたつもりである。
 楽器の面白さをフィックスした模擬音ゲーではなく、本物の楽器を使う音ゲーがブームになったとして、何ら不思議はないはずだ。

 しかして私が一番このソフトを薦めたいのが、昔ギターを弾いていた人や、ギターを押入れにしまってある人だ。
 その楽器一本あれば、ビートルズにもストーンズにもなれると信じ、左手のたこと鬼門のFコードの前に膝をついた人は、きっと少なくないと思う。
 このゲームはそんな人を、再びギターの道へ呼び戻すのに最良の一本だろう。何せ昔打った篠塚…もとい、昔取った杵柄ばかりの下地があれば、あっという間に当時の感覚を思い出させ、原曲の旋律が高揚感を生み出してくれる。事実そういう人をこの目で見たのだから間違いない。
 自分のギターからストーンズが、T-REXが、デビッド・ボゥイが流れてくる感動を再び味わうには、この上ないパートナーだと思うのだ。

 三十余年の時を経て、とうとう実現したギターとゲームのセッション。
 ギターを始める最初の一歩にも、忘れかけてた一歩にもなる、快作レッスンソフトが誕生した。
 さぁ、早く私のスクワイアから、ストーンズを奏でさせてやりたいものだ。

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