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X of Xスペシャルインタビュー

2012/01/24 19:46 Category:X of X
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ちファンとして、ゲームに対して起こせるアクションは限られる。ゲームを買って遊ぶことだ。
 だが情報化が加速度的に進み、個人の発言力が拡大すると、ファンがゲームに返せるアクションが格段に増えた。
 その好例が、ファンサイトの存在だろう。

 Xboxと同時に産声を上げ、その情報力と先見性で、Xboxファンのみならず、プロも舌を巻く完成度のサイトを運営し続ける、ユーザーのカリスマがいる。
 私もこの十年、彼の後塵をもっさりと浴びながら、二つのファンサイトを続けてきた。故に彼に語ってもらわねば、この企画がまとまりはしないだろうと思っていた。
 ここに彼の言葉を載せられることを光栄に思う。

 XNEWS。10年の証人にご登壇頂こう。

…まず簡単な自己紹介をお願いします。
 Xbox専門情報サイト「XNEWS(http://www.xbox-news.com/)」を運営している西井です。
「XNEWS」を立ち上げたのが初代Xboxの国内発売とほぼ同時期で、「XNEWS」も無事に10周年を迎えられそうです。10年といえば人生にとってもそれなりの期間で、そう考えるとよくそんなに長く続いたものだなと思います。

…Xboxを知ったのはいつでしょう?その第一印象は?
 2000年3月に開催されたGDCでのビル・ゲイツ氏の基調講演です。初代Xboxが世界的に一般初公開された場だったので、発表当初から知っていました。「XNEWS」はもちろんまだ運営してなかったのですが、ゲーム情報には関心があったので当時から国内外のゲームニュースサイトはチェックしていました。
「とんでもないマシンが家庭用ゲーム機にも登場した」というのが第一印象です。
 それまでPCで発売されている最新ゲームをプレイするには数十万円をかけたPCが必要だったのが、3万円ほどでほぼ同じクオリティのゲームが楽しめるという期待感に胸が躍りました。
 実際、それまではPCゲームをプレイすることが多かったのですが、初代Xboxを入手してからはほとんどXboxでしかゲームをプレイしなくなりました。

…最初に作ったサイトと、そのきっかけ、経緯等を聞かせてください。
 カードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」の攻略&情報ページを1995年に作りました。当時は日本語版が発売される前、インターネットも黎明期で、ネットはもちろん日本語雑誌の情報もほとんどなかったので攻略と情報交換の場を作ろうと考えて開設しました。
 いつ頃閉鎖したのかは覚えてないですが、私自身がマジックへの興味を失いはじめて更新が途絶えて自然消滅しました。

…10年の中で印象に残った、初代Xboxにまつわる出来事を三つ挙げるとしたら?
「突撃隊イベント」、「E3の初参加」、「Xbox 360の発売記念イベント」の3つです。
 Xbox突撃隊はマイクロソフトのスタッフとファンが一体になってイベントを作っていく手作り感やアットホームなコミュニティの雰囲気がとても良かったですね。会場もXbox事業部のオフィスだったり、レンタルスペースだったり、大学の学園祭、国立競技場といろんな場所を巡りました。ソーシャルメディアが盛んになった今こそあらためて実施する意味があるんじゃないかと思います。
 イベントといえばいまはKinect体験イベントなど誰でも参加できるオープンなイベントが中心ですが、初代Xbox時代はXbox LIVE会員向けの招待制イベントが何度も開催されていたことを思い出します。いまのイベントも本体を持っていない人も含めてより多くの人の目に触れるという点で大いに意義があると思いますが、Xboxオーナーのコミュニティを大切にするという点では招待制イベントも復活してもらいたいですね。
 Xbox特派員として2004年に初めてE3に参加しました。2004年は右も左もわからない中でのあっという間の1週間でした。その後もE3には何度か参加していて、いまならもっとE3の楽しみ方、魅力の伝え方も工夫できると思いますが、TGSなど日本のイベントとはまったく違う盛り上がり方、初代Xboxがアメリカでとても人気があることなどを肌で実感できたのはとても大きかったです。
 Xbox 360の発売記念イベントはそれまでのコミュニティの集大成というか一区切りという点で思い出深いです。発売前日の夜にイベントがスタートして、そのまま参加者で徹夜して発売初日の記念イベントへなだれ込みました。ゲーム関連ではいろんなイベントに参加していますが、10年間であれほど盛り上がったのは後にも先にも発売記念イベントくらいですね。

…Xboxタイトルのベスト3を挙げてください。
 初代Xboxの中からというと『Halo 1』、『Return to Castle Wolfenstein』、『鉄騎』ですね。
『Halo 1』は家庭用ゲーム機におけるFPS史で最も重要なタイトルだと考えています。『Halo 1』のおかげでFPSの魅力を知った人も多いんじゃないでしょうか。Xbox LIVEでの対戦に対応していなかったんですが、その分ユーザー同士が本体を持ち寄ってマルチプレイを体験したりとコミュニティ作りに貢献してくれました。突撃隊のきっかけになった作品でもありますね。
『Return to Castle Wolfenstein』はXbox LIVEでのマルチプレイ対戦の魅力を教えてくれた作品で、一時期は毎晩毎晩プレイしていました。いまも本作で知り合った人とはフレンドとしてオンライン・オフラインで交流がありますし、一緒にマルチプレイを楽しんでいます。
『鉄騎』は家庭用ゲーム機でよくぞここまでやったという意味で衝撃的な作品でした。コントローラーもゲーム内容もストイックで、ここまで漢らしい作品はほかにないかと。

…10年の中で感じた、XboxないしMSの長所、短所はありますか?
 日本に限らずワールドワイドのMicrosoftということであれば、派手さはないものの長期的な計画を立てて一歩一歩確実に実現していくところが長所ですね。初代Xboxの発売前後はオフィスを制したソフトウェア界の雄であるマイクロソフトがついにリビングルームに進出、Xboxはリビングルームを制するための尖兵だということがメディアでも盛んに取り上げられていました。
 初代Xboxではコアゲーマーは取りこめたもののリビングルームに進出したとまでは言いかねましたが、10周年を迎えたいまの状況をみるとゲーム以外のエンターテイメントもどんどん展開していて、リビングルームへの完全進出まであと一歩のところまで来ていると思います。
「マイクロソフトの製品はバージョン3から使い物になる」なんていうジョークがあって、実際WindowsやOffice、Internet Explorerとだいたいどれもあてはまっています。これは裏を返せば長期的に粘り強く開発と普及を続けていることの証でもあると思います。
 一方で日本マイクロソフトに外資系のよくない面が出ているのが短所でしょう。泥臭さ、オタクっぽさが感じられない取りすました優等生、顧客(消費者、販売店、サードパーティ)ではなくてシアトルの本社を向いていて本社にどうやって良く思われるかを優先しているというのが、私が感じたイメージです。

…最後に、これからのXboxに期待することは?
 かつては「海外ゲームやコアなゲームといえばXbox」というイメージがありました。ただ、いまでは海外ゲームの需要も一定レベルには定着して、PlayStation 3とマルチプラットフォームでふつうに発売されるようになりましたし、むしろPlayStation 3版の方がよく売れています。
 また「コミュニティを大切にする」というのも初代Xboxの魅力でしたが、Xbox 360になってからそのイメージが薄れてしまっています。
 そろそろ次世代機の情報が聞こえてくる時期ですが、次世代機になったからといって急に状況が変化するということはないでしょう。
であれば、ソフトウェアの技術力の高さ、Kinectによる未来体験の現実化など、あらためてXboxにしかない強みを見つめ直して、そこを追求していく必要があるんじゃないでしょうか。


(了)
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