a-360

ゲーム論説ブログ

スポンサーサイト

--/--/-- --:-- Category:スポンサー広告
TB(-) | CM(-)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

雑感・セインツロウ ザ・サード

2012/01/14 07:14 Category:ソフトレビュー
TB(0) | CM(0)

sr3
代ゲーム機の骨頂の一つと言ってもいい『オープンワールドゲーム』
 ある一定区画を徹底して作り込み、その範囲での移動を最大限保障し、攻略の順序さえプレイヤーにゆだねてしまう。
 高度なグラフィック処理と大容量のメディアが可能にした、世界をゲームにするというクリエータの夢が、近年多く結実している。
 だが、メーカーもユーザーも誤ってはならないのは、それらはすべて「手段」であるということだ。
 ひとつの街をつくり、そこで行き交う人々や乗り物をAIで操作し、生きている世界を組み立てることが「目的」になり、その上で行われるゲームが蔑ろになっては意味がない。
 舞台を精巧に作れば作るほど目を奪われ、それだけで満足してしまいそうになるが、ゲームは遊ぶことが本分なのだ。

 裏社会を舞台にしたオープンワールドゲームといえば、このジャンルの先駆にして王者たるGTAシリーズが浮かぶだろう。だがこのタイトルはそれとはやや趣を異にする。なにしろ、ぶっ飛んでいるのだ。

 サードストリートセインツ。ただのストリートギャングに過ぎなかった彼らは、その後瞬く間に名声を獲得し、今やファッションブランドやドリンクにまで名を轟かせ、最高のカオスヒーローに祀り上げられていた。
 だが、そんなセインツの力を利用しようと企む秘密結社「シンジケート」が、セインツのボスであるあなたに莫大な上納金を要求する。あなたの答えはもちろんNO。そしてシンジケートが牛耳る都市「スティールポート」に殴り込みをかけた。
 正義でも平和でもなく、自分と仲間と金のため、あなたは無法者の楽園へダイブする…!

 ゲームの目的はあってないようなもの。無論一応のメインシナリオは用意されているが、それを辿るレールはない。どこへ向かい何をするかは、原則プレイヤーに委ねられる。
 服飾や武器の店を買い取り、その売り上げの一部を獲得するのが基本的な現金獲得スタイル。なので他組織とのいざこざを治めるのも大事な仕事であり、そのためにはやはり、メインシナリオをある程度遵守していくのが効率いい。
 ストーリーと直接関係しないミッションも多く、営利誘拐や軍事車両での大量破壊。TV出演など多彩を極め、攻略意欲を高めてくれる。
 そう、このゲームの根幹にあるのはリアルなスケール感だが、その上にかぶせられているのは、昨今コメディ映画でもお目にかかれないお馬鹿なハイテンションコメディのノリなのである。

 しかしてシステムに妥協はない。地域支配権の奪還という目的を生かすには、どこまでも見渡し、どこにでも行けるフリーマップという仕組みは最適だし、バラエティ豊かなサブミッションには、そこにあるオブジェクトの多くを利用、破壊できる自由度が欠かせない。
 オープンワールド以外では成し得ないゲーム体験がしっかりと内包された、目的と手段が整然と組まれた良作なのだ。

 近年まれに見る大作バカゲー。頭からラストまで真面目に不真面目な展開に、みるみる没頭していくだろう。
 ディ●ニーアニメよりバッ●スバニーのノリが好きだという方に、殊更強くお勧めしたい。
スポンサーサイト

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
この記事のトラックバック URL

プロフィール

ATUSI

Author:ATUSI
ツイッター・@ATUSIBOX
 






原稿依頼やお問い合わせは
[V]←こちらをクリックして
お送りください

無料アクセス解析

>


検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。