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追悼・スティーブ・ジョブズ

2011/10/06 22:20 Category:ニュース
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レイジーな人たちがいる
 反逆者、厄介者と呼ばれる人たち
 四角い穴に丸い杭を打ち込むように
 物事をまるで違う目で見る人たち
 彼らは規則を嫌う
 彼らは現状を肯定しない
 彼らの言葉に心を打たれる人がいる
 反対する人も、賞賛する人も、貶す人もいる
 しかし彼らを無視することは、誰にも出来ない
 なぜなら、彼らは物事を変えたからだ
 彼らは人間を前進させた
 彼らはクレイジーだと言われるが
 私たちは、天才だと思う

 自分が世界を変えられると
 本気で信じる人たちこそが
 本当に世界を変えているのだから…


 1998年。アップルコンピュータ社は『Think different』と銘打った広告キャンペーンを展開。クリエイティブシーンで、今なお圧倒的支持を受けるアップル社製コンピュータを象徴するようなコピーが、アップルファンの絶大な支持を受けることになる。
 その先陣を切るように作られたイメージCMで、次々登場する歴史的偉人達のバックに、上記のナレーションが流れていた。
 これは、リドリー・スコットが監督した傑作CM『1984』と並んで、アップルを象徴する映像として知られている。
 そしてその前年、かつて追放の憂き目に会いながらも、自らが生み育てたアップルの窮地を救うべくCEOに就任し、このキャンペーンを打ち出したのが、誰あろうスティーブ・ジョブズであった。


 スティーブ・ジョブズが永眠した。56歳、大往生とは呼べない、あまりに早すぎる訃報だ。

 1971年、地元のコンピュータマニアの集まりで、盟友スティーブ・ウォズニアックと出会う。75年、ウォズは当時人気を博した自作キットを改良し、コンピュータ『Apple I』を完成。これを機に、アップルコンピュータ社は誕生する。
 その後もアグレッシブな経営手腕とデザインへのこだわりから、次々と革新的PCを送り出すも、経営陣との軋轢も絶えなかった。85年、ジョブズは事実上アップルから去ることになる。
 その後右肩下がりになったアップルの経営に復帰するや、大規模なリストラをはじめとした経営改善策を打ち出す。そして低価格でインテリアのようなデザインのPC『iMac』をはじめ、続々と新製品をリリース。アップル復活の狼煙を上げた。
 2004年。初期の膵臓ガンであると診断。公式発表は避け、すぐさま処置が施された。
 その後もiPhoneをはじめとする主力製品の改良等、意欲的に活動を続けていたが、今年1月に休養を発表。8月にCEOを辞任し会長職に就く。
 そして10月5日、iPhone4Sの発表を見届けるかのように、家族に見守られながら静かに息を引き取ったという。

 IT業界のみならず、様々な分野から哀悼の辞が絶えないことが、彼の非凡さと世界に与えた影響の大きさを語って余りある。コンピュータを変え、情報機器を変え、音楽事業を変え、電話まで変えてしまった男である。
 アーティストや政治家ではない、一企業経営者の死がここまで強く重く受け止められたことが、かつてあっただろうか。
 これがカリスマ性というものの一端なのかもしれない。

 冒頭のナレーションを「彼」と読み替えて、私からの哀悼の辞とする。
 合掌。
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