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X of X (7) 至高のPR

2011/09/22 09:00 Category:X of X
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の記憶が確かならば、それは2003年の東京ゲームショウでのことだった。
 初日終了後、当時のXboxオフィシャルファンサイトの管理人達と、マイクロソフト(以下MS)関係者及びファミ通Xbox編集部の方々との交流の席が持たれた。
 宴も佳境というところで、MSの社員何名かが立ち上がり、列席した人たちに話し始めた。その中に当時マーケティング本部長であった、泉水敬氏の姿もあった。
「Xboxの魅力を知ってもらうため、イベントや集会の席に我々を呼んでください。必要機材とすべてのXboxタイトルを持って出張します」

 ユーザー単位で行うゲームのイベントにとって、最大のネックとも言える機材の手配を、彼らが買って出ようというのだ。しかもこの時点で、MSはオフィシャルでこの企画を承認してはいない。
 触ってもらいたい、遊んでもらいたい。その思いだけで生み出された、わずか数名の自発的プロジェクトだった。

 蓋を開けてみれば、待ってましたといわんばかりに突撃隊へのオファーが相次いだ。学園祭の出し物からユーザー主催のオフ会。開催地も東京はもちろん、神奈川や大阪三重など全国に渡った。
 その後本部長に就任した丸山嘉浩氏により、突撃隊は正式なプロジェクトとなり、約30回もの出張を行う中で、多くのユーザーとふれあい、また多くの人々にXboxを知ってもらう機会を得ることが出来た。

 私も何度か参加し、主催に回ったこともあったが、突撃隊のイベントの中で何より特徴的であったのが、商売っ気のなさであったと思う。
 ゲームの販促イベントといえば、ポスターやコンパニオン等の演出がメインで、キーホルダーやらを配りまわるような印象があるが、突撃隊にはそれがまるでなかった。
  イベントそれ自体の企画運営は、あくまでユーザーに任され、突撃隊は機材の提供とサポートに徹した。
 そこにはハードやソフトを推し進めようという衒いはなく、あくまでゲームで遊んでもらおうという純粋なイベントの姿があった。
 モニタと本体を並べ、山ほどのソフトを置き、あとは好きに遊んで下さいなというような感じ。言わばでっかい子供部屋を作るようなイメージだ。
 売り上げに直結させようという目論見がないからこそ実現し得た、理想の草の根運動だろう。

 現在このプロジェクトは行われていない。草の根の活動が必要ないほどユーザーが増えたと思えば喜ばしいが、やはりあの楽しさを経験してしまうと、どこか寂しくもある。
 360にも、キネクトをはじめライト・ファミリー層に訴求すべき要素は多々ある。一段上がったステージの上で見せびらかすのではなく、同じフロアで楽しめるこのスタイルは、今こそ…否、いつの時代も、コンシューマ市場にとって最高のPRスタイルではないだろうか。

(続)
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