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X of X (6) 高く厚き壁

2011/08/22 19:13 Category:X of X
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Xbox発売直後、再生したDVDに円形の傷がつくという問い合わせが、マイクロソフト(以下MS)に多く寄せられる。
 当初MS側は、再生その他に問題はないとし、交換等には応じなかった。だがこの対応が、いわゆる傷モノを嫌う国内ユーザーの不興を買い、Xboxに対する根強い不信感を生んでしまう結果となった。
 その後MSは、無償交換等の対応に出るも、長く日本市場に於ける劣勢を強いられることになるXbox陣営の、最初の汚点となってしまった。

 世界規模で見れば、Xboxは消して苦杯を舐めているわけではない。発売2年で、全世界累計800万台を突破。最終的には2400万台に達し、ゲームキューブを上回るほどの健闘を見せている。
 だが日本国内では、累計50万台に届かないで終わってしまっている。

 この格差は何故生まれたのか。私は「文化」という言葉で括れてしまえそうな気がしてならないのだ。
 重厚長大の産業を得意とし、パワーとスピリットを尊重するアメリカ的文化と、手先を生かした職人産業と、わびさびを尊重する日本文化との隔たり。
 日本の住宅事情や感性に今一つそぐわない大きな本体や、他機種と比較して、どうしても見劣りしていると評せざるを得ないソフトラインナップにも窺い知れるこの壁こそが、日本市場が置き去りにされた遠因にあるのではないだろうか。
 またXboxLIVEでは、決済にクレジットカードのみを使用していたのだが、これがクレジットカードを所持できない若年層離れを助長してしまったという見方もある。
 そして何より伸び悩む販売台数が、タイトルの数をも伸び悩ませてしまったのだ。DirectXなどをベースにしたXboxの開発環境は、多くのメーカーや開発者から好感を得ていたが、売り上げに繋がらないことばかりは如何ともし難く、次第にソフトの本数も減り、ハードの魅力も広めきれなくなるという悪循環に陥っていくのであった。

 無論この状況を指をくわえてみているものなど、当時のMSには一人もいなかった。Xboxの魅力と日本市場での巻き返しを信じ、様々な施策が講じられたのである。
次回は中でも特に特徴的であった試みについて語ろう。突撃隊と銘打たれたPR作戦である。
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