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アサシンクリード・アート展に行ってきた

2011/08/11 16:45 Category:イベントレポート
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8ビット時代。ゲームソフトのパッケージや説明書に描かれた挿絵は、そのゲームのスタッフが持ったイメージであり、ハードウェアの稚拙な表現を補うものだった。
 例を挙げればきりがないが、パッケージのイラストと本編の映像との落差に辟易したり、攻略本の挿絵がまるで違うのにびっくりしたことがある人は多いはずだ。
 しかし当時は、それでも大して困ることはなかった。当のゲーム本編の映像が、かぎりなく平面的な記号のようであったからだ。
 ドラクエ・FFというRPGの両雄が、キャラデザイナーに有名アーティストを起用し、そのタッチや印象を見事にゲームに落とし込んだ頃から、改めてゲームにおけるヴィジュアルの重要性が強く論じられるようになり、ハードウェアの進化と共に、ゲームに関わる美術資料に「ごまかし」が効かなくなっていった。
 ゲームが実写に迫る精緻さや、絵画を超える表現力を獲得するや、ゲームを設計する段階での美術資料は、ゲームそのものの完成度さえ左右する根幹材料となった。
 そして現在、ハードウェアの進化が一つの頂点にさしかかろうとしている中、芸術作品のようなヴィジュアルを持ったゲームが、芸術作品のような美術資料の上に作り上げられていたことを裏付ける展覧会が催された。
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 8月11日からの三日間、南青山で開催される『アサシンクリード・アート展』に行って来た。
 場所は青山通りと表参道という、アート・ファッションの交差点のすぐそば。ゲームのイベントというより、アートのイベントとして成立させようという意気込みが既に現れている。
 一階フロアの一角で行われており、アサシンクリードの製作に使われたコンセプトアートが飾られていた。
 画の点数は決して多くはないが、その一点一点のクオリティは、それ単独で一つの作品と呼んで何ら問題ないレベル。実在した時代と場所を舞台にしつつ、独自の表現に挑もうと戦うクリエイターたちの「血晶」なのだ。
04

 また、9人のアーティストがこの企画展のためだけに描いたスペシャルイラストや、先頃開催された『アサシンクリード・クリエイティブアワード』の優秀作品も展示されている。
 一線で活躍するプロと並べても引けを取らない、技術と感性の結晶には、舌を巻くばかりである。
03

 盆休みとはいえ、平日の昼間にこれだけの人を集め(しかも女性比が高いこと)られるゲームのイベントはそうあるまい。しかも試遊台が一つもないばかりか、昨今下火が囁かれる据え置き機の、紛れもない海外タイトルなのだ。
 ゲームのイベントを絵画だけで成立させるという試みは、どうやら大成功であったようだ。あと二日。足の届くアサシンファンの方は、一度ご覧になることを強くお勧めする。

 是非これに味を占めて、画集の出版や地方での開催まで漕ぎ着けて欲しいと強く願う。ここでしか見られないままにするには、惜しすぎる作品ばかりなのだ。
 そう思いませんTさん?(^^
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