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雑感・テイルズオブヴェスペリア

2008/09/21 18:15 Category:ソフトレビュー
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TOV
ームが3Dになった頃に頻繁に聞かれたゲームへの賛辞の中に
まるで映画みたい
 というものがある。
 映像表現の進化を物語って余りある言葉ではあるが、そもそもゲームが映画になる必要性はあるのだろうか?
 映画とはテレビや本と同様、受動的なメディアである。つまりユーザーは、ただひたすら見ることのみを要求される。
 ゲームは逆に能動的で、ユーザーはひたすら動くことを要求される。
 ユーザーに求められる姿勢がまるで違うのだから、混同してしまうとかえって都合が悪い。ゲームはゲームとして進化するべきである。
 このゲームをやってみて、改めて抱いた価値観だ。

 私は今までテイルズシリーズに全く触れたことがなかった。それゆえ本作発売と同時に本体が品薄になるまで、その期待値はかなり低かった
 発売直後に見た恐ろしいほどの牽引力に気圧されるように、ほぼ何の予備知識もなくこのソフトを手にした。

 繊細で温かみのあるグラフィックに、トゥーンシェーディングのキャラクターが実にマッチしている。
 いたずらにリアリティを追求せず、ゲームらしい絵と動きに徹したようだ。
 演出も冗長さはあまりなく、むしろハイテンポな戦闘シーンと上手く釣り合ってみえる。
 秀逸と膝を叩いたのが、ストーリーと直接関わりの薄い余談のようなものを、セレクトボタンを押すかを選ぶことでカットすることが出来ることだ。
 これがストーリーに冗長さを持たせずに厚みを与える効果を生んだ。考えた人は賞もらっていいと思う。

 バトルシステムはアクション主体。味方AIはおよそ作戦に沿って動く。武器や防具に設定されたスキルを獲得することで成長する。
 などと書いていくと煩雑に聞こえるが、実際はシンプルで飽きないシステムである。

 ストーリーを押し出しすぎず、ユーザーにきちんと能動を要求し、技術を無駄遣いすることなく、ユーザーにストレスも与えない。
 あらゆる要素がユーザーに受け入れられたとき、私たちはそのゲームを「面白い」と判断できる。
 技術や映像に頼らず、ゲームとして進化したRPGの結節点にある名作だ。
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