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雑感・Call of Duty:Black Ops

2010/11/20 11:03 Category:ソフトレビュー
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BO
画に字幕をつける際、基本となるのが文字数と時間の制約だ。
 人間は1秒間に平均4文字読むことができるそう。これを目安に、役者が話している台詞を翻訳し、しゃべる時間とあわせて意訳する。
 ゲームがフルボイスを可能にし、海外タイトルが多く出回るようになると、この作業はローカライズと名を変えて、国内のゲーム販売関係者を悩ませることとなる。
 記憶に新しいところで言えば『スプリンターセル・コンヴィクション』のトレーラー映像がある。作中で諜報組織サードエシュロンの男が、主人公サムに言う。
「We made you ! We own you !」
 直訳すれば「我々はお前を作った。我々はお前を所有している」となるが、文字を見ても分かるとおり、このまま表記したのではギリギリ読めない怖れがある。
 そこで意訳の出番となる。元来の意味を崩すことなく、なるべく少ない字数で表現するよう試行錯誤が為されるのだ。
 ちなみに日本版トレーラーでは「誰がお前を育てた!」と字幕が出ている。妙訳と言えよう。
 これに対し、吹き替えは詰め込める情報量が多く、読むと言う作業を端折れる分、観客は作品に集中できるというメリットもある。
 ゲームのように、ユーザーに行動を求めるメディアにおいては、この「読む」という作業が疎かになり、ストーリーや行動指示を見逃しかねない。私自身そうなので、エースコンバットなどは日本語音声で楽しむようにしている。

 世にそういう人は多かろうと思っていたらさにあらず、スクウェア・エニックスが前作「モダンウォーフェア2」の購入者を対象に行ったアンケートでは、字幕を希望する人が6割に登ったという。
 確かに英語は意味の疎通如何という以前に、戦争モノなどでバックに聞こえるとカッコイイものだ。映画で吹き替え版が上映されるようになったり、海外ドラマが地上波で放送されるようになっても、昼の韓流ドラマに字幕が出ていたりするところを見ると、原作の雰囲気を楽しみたいと思うユーザーはまだまだ多いらしい。

 そんな中で発売された本作は、字幕版と吹き替え版の2バージョンをリリースすると言う。仕様上、どうしても両音声を収録することができなかったためだというが、海外タイトルをこういう形でリリースするのは異例ではないだろうか。
 スクウェア・エニックスが放つ海外タイトルレーベル「エクストリームエッジ」が、今年の目玉と位置付ける傑作は、字幕吹き替え両派のために最高のローカライズが施されたようだ。


 二つの大国が二つの大陸で、二つの主義と数千の核を突き合わせてにらみ合っていた時代。
 アレックス・メイソンは何者かに拘束、尋問されていた。自白剤と電気ショックで朦朧とする意識の中、変声機を通した声が響く。
「あの数字の意味は何だ?どこから発信されている!?」
 メイソンの記憶が攪拌される。彼は知っているのだ。ピッグス湾事件の陰で極秘裏に行われた、カストロ暗殺作戦を。強制収容所で出会った、一人の老兵の怨嗟を。あの大統領の勅命で実行された、ある男の暗殺任務を。北極海に眠る、ナチスドイツの悪魔の遺産を。そして全面戦争の危機を救う唯一の手がかりである、数字の羅列の意味を…。
 歴史の文書から黒く塗りつぶされた真実。語られることのなかった冷戦のもうひとつの貌。記憶と意識の奥底に閉ざされた、極秘作戦の正体とは…。


 基本はもはや説明不要のFPS。今回も何人かの主人公をスイッチして物語が進む。
 ステージの多彩さも健在。さり気なく野戦や屋内戦を万遍なくフォローしているあたりは芸が細かい。
 オン・オフ含め、時代背景が過去に変ることから、前作より武装が貧弱になりはしないかと思うかもしれないがさにあらず。前回にも増してバリエーションは豊富。
 中にはラジコン爆弾や爆薬つきクロスボウ、リモコンミサイルや無人SAMなど、時代考証してるのかと疑ってしまうような兵器も登場する。
 今作最大の特徴といえば、オンライン戦を模した練習を、AI相手に戦えるということだ。
 よくマルチプレイなどで、あまりの力量差に嫌気がさしたり、マップを覚えようにも死んでばかりでちっとも分からなかったりという経験をお持ちの方はいないだろうか。このモードでは、自分以外全員AIという状態で、オンラインと全く同じルールを戦い、心行くまで練習することができるのだ。
 たかがAIと侮るなかれ、上級設定にすると気色悪いほど人間らしい動きをしてくる。もちろん経験値は、オンライン戦とは別集計なのでご注意を。
 また国内未発売であるシリーズ作「World at War」に搭載され好評を博した、ゾンビモードを実装。ストイックな対戦というより、仲間と協力してのパーティーゲームのような趣だ。

 音声の話に戻ると、字幕であっても正直不都合と呼べるものはなかった。むしろやはり、戦争映画を髣髴とさせるこういったゲームには、英語の音声がしっくり来る。
 それもそのはずで、主人公メイソンの声は「アバター」「タイタンの戦い」などで人気の俳優サム・ワーシントン。CIA情報員ハドソン役は、「アビス」「トゥルーマンショー」などで知られる大ベテラン、エド・ハリス。メイソンと強い友情で結ばれるレズノフ役は「レオン」でジャン・レノに比肩する存在感を放った怪優、ゲイリー・オールドマンが、其々演じている。
 そのまま実写映画のキャストにしてもおかしくない面々が声を吹き込んでいるのだから、はまらないわけがない。

 もはや面白さに安定感すらある、CoDシリーズ最新作。その国内発売にあたり下された英断。
 どちらを買おうか悩んでいる方は、両方買って比べてみるという選択肢も、強くお勧めしておく。
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お久しぶりです、こんばんは^^
ところで、

>上級設定にすると気色悪いほど人間らしい動きをしてくる。

の部分には若干の異を唱えます。
難易度をベテランでやるとですね、人間にはあり得ない超反応をしてくるので、ベテランに関してはその限りでは無いと思いますよw

目前の敵を倒したかと思えば、いきなり後ろを向いて、倍率スコープでしか見えない様な距離にいる敵(私の事ですね)を、正確にエイミングして倒したりします。
極めつけは、あのスペッツナイフをおもむろに天高く向けたかと思えば、距離にして30Mはあろうかという距離に居る私(しかもジャングルの木々の隙間に居る)を倒したりします。

もうこの超絶的に的確な射撃は、人間の動きなどという物ではないです。
あまりにもインチキなので、トレーニングをやる度に笑いが止まらなくなりますよ。まだベテランでやっていないのなら、是非やってみてください。その際には、やられた時は必ずキルカメラを見る様にしてくださいね^^
[ 2010/11/21 00:44 ] [ 編集 ]
 ご意見どもです
 ベテランの異常な強さは、CoDシリーズでは語り草になっていますね。今回も開発陣がニヤニヤしながら組んだとしか思えないAI編成が炸裂していますw
 でもたまーにすれ違って気付かなかったり、お互い狙いあって引き下がったり、リロード中に撃たれちゃったり、全くの無敵というわけでもありません。
 またハード以下に関しては、競えないレベルではないと感じました。そういう意味で「上級」とくくりました。
 もしかしたらこの世に、ベテランのAIに1.5以上のキルレートで勝てる猛者がいるかもしれませんしね。
[ 2010/11/21 09:07 ] [ 編集 ]
そうなんですよね、ベテランはキツイけどハードはそれほどでは無いんですよね。
一人でやるにはハード以下でやって、ベテランはフレと何人かで遊ぶ、みたいな感じですかね。
[ 2010/11/23 01:39 ] [ 編集 ]
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