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雑感・F1 2010

2010/10/19 19:26 Category:ソフトレビュー
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F1
のゲームのパッケージを最初に見たとき、おや?と思った。
 ぱっと見てまず目に付くのがドライバーの背中だ。F1のゲームなのだから、マシンを中心に据えればよかろうと、私は安易に考えた。
 だがゲームを進めるにつれ、なるほどこれは上手いデザインだと感じ入ることになる。

 世界最速の自動車レース、F1がゲームになった。FIA公認の下、リアリティをとことん突き詰めた最高のF1ゲームとして。

 主人公はあなた自身。氏名、国籍、ニックネーム、難易度、所属チームを決めたら、最初はいわゆる「格下」のチームからスタートすることになる。
 従来のレースゲームであれば、この次あたりでレースが始まり、最後尾からスタートして1位ないし規定順位以内でのゴールを以ってクリアとなる。だがこのゲームのリアルへのこだわりは、既にここから始まっている。なんと最初に練習走行がスタートするのだ。
 無論ただ走るだけのお飾りではない。設定された目標タイムをクリアすることで、チーム内での開発進捗度が進み、マシンの性能が向上していく。そしてここでコースに慣れておくことが、後々重要になっていく。
 練習走行の次は、予選タイムアタックがスタートする。ここでのラップタイムによって、決勝でのスターティンググリッドが決まるのだ。
 タイムアタックは、制限時間内であれば何度でもトライできる。マシン設定を直してはアタックし、また直してはアタックするのもいいだろう。先の練習走行で、このへんまで突き詰めておければスムーズに上位ポジションを狙えるはずだ。
 予選中は実際のレース同様、他の車も随時コースに入ってくる。他車のスリップストリームを利用するか、開けたコースで自身の走りに徹するか、駆け引きの一つだろう。

 そして決勝になると、一層駆け引きの度合いが増す。
 例えばピット戦略。ドライコンディション(晴天時)では最低一回ソフトタイヤの使用が義務付けられ、最低一回のピット交換を義務付けられているのだが、この交換のタイミングが意外と肝になる。タイヤの耐久性や天候を加味してピットインするタイミングを事前に決定しておくのだが、ピット作業中に他のチームの車が流れ込んでくると、停車時間が大幅に増えてしまう可能性もあるのだ。早めに交換するか、一周でも長持ちさせるか。勝負の分かれ目の一つだろう。
 周回数は実際のレースと同じ回数も選べるが、少ない周回数に設定しても10周強、約20分前後走ることになる。この間、一瞬の操作ミスで事故を起こすモンスターマシンを操り続けなければならない。想像以上に集中力を要求される。
 天候も時間が経つごとに変化し、天候に合わせたタイヤ交換は、即勝敗に繋がると言っても過言ではない。
 違反走行によるペナルティ、クラッシュによる走行への影響、プレイヤー自身が関わらない場所でもアクシデントが発生したり、とにかくレースは一秒たりと安定しないのだ。
 そしてレース自体は、たとえ何位であろうと完走すればクリアとみなされる。無論リタイアでも。
 レース終了後も、リアリティへのこだわりは終わらない。なんと記者会見や囲み取材で、マスコミへの応対が求められるのだ。
 レースの結果とインタビューへの答え方により、所属チームの自分に対する評価が上下したり、シーズン後半になるとやってくる移籍オファーにも関わってくる。
 一度断って契約金を引き上げさせるか、早めに契約を持続させてチームとの良好な関係を築くか。あなたはチームの一部であり、チームに売り込むべき商品でもあるのだ。

 もちろん、ただひたすらにリアリティを追い求めてばかりいるわけではない。初心者に向けて推奨ラインの表示から、TCSなどのアシスト機能、コーナー手前で勝手に減速してくれるオートブレーキも付加されている。
 マシン設定も、細やかなセッティングから大まかなプリセット選択まで用意。間口と敷居はとにかく広い。

 マシンの強化、1/1000秒の削りあい、上位グリッドの獲得、レースでの駆け引き、チームメイトとの1stドライバーの座を賭けたバトル、残留と移籍、そして勝利と敗北…。
 パッケージに描かれているのが、マシンではなくドライバーの背中であるように、これはひとりのF1パイロットの戦いを体験するシミュレータなのである。
 レースゲームファン。F1マニアを自負する方であれば、即買っても損は無い。
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