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君よ獅子の如く

2010/05/18 21:33 Category:業界
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きりこみ
週発売の週刊アスキー6/1号のTVゲームコーナーに、気になる記事があった。
『環境の変化に追いつけない大御所クリエイター』と題されたその記事。恐らく匿名の業界関係者の筆によるものなのであろうそれは、かなり辛辣で生々しく、そしてあり得ない話ではないと思わせるに十分なものだった。
 まず筆者は、いわゆる「大御所」と呼ばれるクリエイターに対し、そのネームバリューとギャラに見合った働きを彼らがしているか、という事にも疑問符をつけている。
 また数十人のチームでゲームが作れた時代とは異なり、規模も費用も方法論も様変わりした昨今のゲーム業界。その中で生まれた新しい企画が、いわゆる大御所と呼ばれるクリエイター達の反対で潰されているという。
 さらにはそうして日本のゲーム業界が足踏みしている間に、中国や韓国が似たような企画で巨利を上げている事実と、日本のゲーム会社が萎縮している様に嘆息を漏らして記事を締めている。

 ファミコンが登場して二十余年。激動の時代と共に歩んできたゲーム業界。今や映画にも比肩する巨大市場に成長したその歴史を語るとき、欠くことの出来ない人物は少なくない。
 そして近年、以前に比べゲームを生み出すクリエイターの名前が多く聞かれるようになった気はするし、そこに注目することも多くなった。
 だがそうした中に、国内ゲーム市場の枷になっている人がいると記事は言う。事実だとしたら、これほど悲しいことがあるだろうか。

 もちろんこの記事を鵜呑みにすることはできない。読み解き方を変えれば、企画を蹴られたことや、海外タイトルに先を越されたことへの、やり場のない怨嗟の捌け口に見えなくもないのだ。
 だが事実過去にこうしたことがあったとしたら、省みるべきは上に立つ者の務めだろう。

 同じ記事は言う。ひとつの時代を作った才能はやがて模倣され、多くの若いクリエイターにその精神や手法は引き継がれる。
 今更であるが、私はゲームが好きだ。そしてゲームを生み育てた人々に、深い敬意の念を抱いている。
 だがもし…否、だからこそ、その人たちの中にこれからのゲームにとって枷になってしまう人がいたとしたら、その人は決断をすべきである。
 後進に道を譲るか、改めて学び直すか。


   父として 幼き者は見上げ居り ねがわくは金色の獅子とうつれよ
                                …佐佐木幸綱


 立ち居て見守っているだけでも、獅子は子に勇気を与えてくれる。
 地位と過去にしがみ付く獅子など、子もファンも見たくはないはずである。
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