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雑感・GIRLS MODE 3 キラキラ☆コーデ

2015/04/21 20:05 Category:ソフトレビュー
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の記事を書くにあたり、ファッションの歴史を掻い摘んで調べようとしたが、どれも19世紀あたりから書かれていた。
 そんなはずはない、と今度は「服飾史」で調べてみると、一気にローマ帝国時代まで遡れた。服飾とファッションには厳格な違いがあるようだ。
 古来、服飾や化粧には実用的な意味があった。身分標識としてはもとより、まじないとしても使われていた。それは洋の東西問わず、あらゆる文明圏で起こった習慣だ。
 粧い飾るという行為は、自身を違った何かに変える力があると、潜在的に信じられてきたのかもしれない。
 本作は、そんな服飾……否、ファッションをテーマにした珍しいゲームである。プレイヤーキャラも問答無用で女の子にされるくらい、純然たる女の子向けゲームを、37の独身おっさんゲーマーが如何な経緯でプレイすることになったかはさておくが、結論から言ってしまうと、本作は実にうまく作ってあると感心する。

 ある日、不思議な鍵で小さな世界に足を踏み入れた主人公。自分のおばあちゃんも来たというこの街「ルミナスタウン」の女の子は、日々同じ服、同じ髪型、同じメイクで過ごしていた。
 あなたはそんな街の、小さなセレクトショップを任されることになる。彼女たちがまだ知らない、おしゃれの魔法を教えるために……。

 ゲームの基本は、展示会でアイテムを仕入れ、やってくる客の求めに応じ、服や靴などのアイテムを提供したり、時に全身をコーディネートすること。
 客は基本(なぜだか知らぬが)これをくださいとは言わない。すべて店長であるあなたのセレクトに委ねられる。客は気に入ったものであれば買っていくが、気に入らなければ帰ってしまう。
 やがて店長は、メイクやヘアスタイルも任されるようになる。まさにトータルコーディネートだ。
 憎いのが演出の使い方で、客の満足度がリアクションに反映されるのだ。私の見たところでは、おそらく3段階だろうか。最下位の不満でなければお金を払って帰っていくが、一番上の大満足なリアクションを見てしまうと、及第点のリアクションがちょっと悔しいのだ。
 そしてもう一つ面白いのが、ゲームオーバーとリスクの概念がないことだ。
 お店に何を仕入れ、どういうショップにするかは、すべてあなたに委ねられる。自分の好みのアイテムだけを取り揃え、ガチのセレクトショップにするもよし。あらゆる客の要望に応えられる、ファッションの百貨店を目指すのもいい。
 お店には様々な趣味嗜好を持った客がやってくるので、アイテムの幅は広い方が有利ではある。が、すべての客に対応する必要は、必ずしもない。欲しいものがなければ、客はただ帰っていくだけだからだ。(不利とリスクは違うものなので念のため)
 ストーリーを進行させる上では、どうしても揃えなければならないジャンルはいくつかある。が、サブクエスト的に発注されるオーダーは、基本無視しても影響はない。だがそうしたオーダーをこなしていくと、扱えるブランドが増えたり、オリジナルアイテムを作る上での選択肢が広がったりする。
 プレイヤーに我が道を行くことも良しとしつつ、本作を深く広く楽しむことをさり気なく勧めてくるシステムは、ゲーマー心を心地よく擽ってくれる。

 ではファッションに精通していない人間にとって、本作はハードルの高いものになっているのではないか?答えはNoだ。
 買い揃えたアイテムは、様々な条件によって検索が可能である。購入したブランドはもとより、ポップ、クール、フェミニンといったイメージや、色、柄、価格といった条件で検索すれば、客の注文を外すことはまずない。ゲームとしてクリアしやすい親切設計だ。
 では手応えのないイージーゲームか?これもNoだ。
 ストーリーを進行する上で、あるジャンルに限定されたファッションショーを開催するのだが、このチケットを捌くため、客に満足してもらわなければならない。そう、様々な趣味嗜好を持った客にである。
 不得手なジャンルとはいえ手を出さねばならず、結果ゲームとしての難度は手頃に上がる。上手い設計ではないか。

 ゲームとして攻略することも、動く着せ替え人形として遊ぶことも許された、実は性別を問わず遊べてしまう一本。
 女の子向けだろうとタカをくくってスルーしている人がいたなら、あまりにも勿体ない。
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