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ゲーム論説ブログ

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UBIDAY2013に行ってきた

2013/10/22 20:14 Category:イベントレポート
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事の日が雨に見舞われた時、気の利いた挨拶がある。
「フルは千年アメは万年と申しまして…」
 応用として雪が降ったら「ユキ先が明るい」というのもある。天候も気の持ちようという事だろう。

 些か降りすぎであった気もする10月20日。東京秋葉原でUBIソフトの単独イベント『UBI DAY 2013』が開催された。ゲームファンの熱い支持を集める海外メーカーのイベントだけあって、会場は終始大勢の来場者が訪れていた。
 初開催となった昨年は、2Fフロアのみを使っていたが、今回は1Fのオープンスペースを含めた2フロアでの開催となった。
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 会場には34台(!)のPS4版『アサシンクリード4』をはじめ、絶賛開発中の『THE CREW』のマルチ対戦台に、発売間近の『ロックスミス2014』も複数台。発売中の『レイマンレジェンド』や『スプリンターセル:ブラックリスト』など多くの試遊台が用意された。
 1Fは主に物販とステージに割かれ、物販目当てに早くから並んだ来場者も多い。品揃えもかなり豊富であったが、午前中に早速品切れが出る盛況ぶりだ。余談だが私もあまりの寒さにここでパーカーを購入した。厚手でぬくい良品だ。
 ステージイベントでは、ゲームフリークとしても知られるベーシストKenKen氏が、ロックスミス2014のデモプレイを披露。中でも演奏に合わせてAIがバックバンドを自動で奏でる「セッションモード」では、圧巻のアドリブプレイを披露。何ら違和感のない音に会場からはため息にも似た歓声が湧いた。
 また会場には、一日遊べるイベントにしようという目論見があったらしく、なんと
三台ものキッチンカーが用意されていた。無論こちらもUBI色にアレンジされており、黒ゴマソースをあしらった限定メニュー『ブラックフラッグサンド』なども用意されていた。
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 体験したタイトルについて簡単にレポートしよう。
『アサシンクリード4:ブラックフラグ』
 推しも推されぬ看板タイトルのナンバリング最新作。システムはもはや完成され、課された使命は、次世代を体感させることだろう。
 その使命は果たせそうである。プレイできたのは砂浜から密林を通り、集落へ抜けるステージだったが、波の表現や草木の描き込みはもとより、草むらに隠れるとキャラの大きさに沿うように葉が動くのだ。
 武器装備の変更が、サークルからクロスバースタイルになったのも、扱いやすく好感触だ。
 また今回は、潜んで倒すというシリーズの原点に立ち戻った設計もされているらしい。海賊という相当あけっぴろげなキャラをテーマに、どんな展開が用意されているのか期待したい。

『THE CREW』
 ハードウェアの性能を正直に伝えるのはレースゲームである。というのは私個人の持論だが、このゲームはむしろ次世代機の遊び方を提唱している。
 ざっと開かれたオープンワールドのマップを縦横に直走ることができ、要所要所にシームレスで始まるミッションをこなすことでスコアが入る。この先ノーブレーキノークラッシュで突っ走れとか、ドリフトを決めろなどだ。
 無論コースが設定されたレースもあるが、コースを外れても、いわゆる「見えない壁」に邪魔されない。
 また目玉ともいえるのが、チーム全員でCPUの操作する逃走車両を追撃する、Co-opモードだ。レースゲームにチームプレイという概念を取り込んだものだが、これが面白い。追い込み回り込みながら走るという感覚は新しかった。早くオンで遊んでみたい。

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 生憎中座してしまったのだが、関連記事を見るだけで、最後まで見たかったと悔やんでいる。遊んで食べて買い物して、UBIの仕掛けた学園祭のようなイベントである。
 こうした仕掛けができるのも、またそれに客が集まる(1Fは中まで雨が吹き込むほどの荒天だったにもかかわらず)のも、育て甲斐のあるメーカーと名乗るUBIならではだと感じる。
 来年…否、毎年恒例になってほしいと願う。千年、万年と。
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雑感・Splinter Cell:Blacklist

2013/10/06 12:49 Category:ソフトレビュー
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えばあなたが、どこかの施設に潜入するとしよう。一本道の廊下の突き当たりにある部屋が目的地。そのドアを潜り、中にある機密書類を奪取。速やかに撤収することが任務だ。
 部屋のドアの前には武装した見張りが一名。廊下は薄暗く照明も疎ら。だが遮蔽物は無い。
 唯一裏道があるとすれば、廊下の脇から伸びた通風孔が、部屋に続いていること。だがそこを潜るためには、煌々と光る照明の下に入らなくてはならない。見張りに気付かれる可能性は恐ろしく高くなる。
 あなたに与えられた武器は、サイレンサーをつけた拳銃一丁のみ。さて、あなたはこの状況をどうクリアするだろうか?

 本作においても、その解答は一つではないだろう。あなたが目指す解があるのなら、それもまた受け入れられる。潜入アクションの旗手が『評価の幅』を持って帰って来た。

 ある日、グアム米軍基地が『エンジニア』を名乗るテロ集団の襲撃を受ける。
 エンジニアはアメリカに、全世界からの米軍撤収を要求。受け入れられない場合、5日ごとにアメリカへの無差別テロ攻撃「ブラックリスト」を実行すると宣言した。
 コールドウェル大統領は、迅速かつ極秘裏に事態を収束させるべく、秘密部隊『フォースエシュロン』を組織。そのリーダーにサム・フィッシャーを任命した。
 そして彼らに、合衆国の国是である4つの自由に次ぐ『第5の自由』を与えた。4つの自由を守るための、殺傷の自由である…。

 定番ステルスアクションの最新作。基本はずっと変わらず、隠れて進みたまに倒すこと。前作から登場した、敵の認識しているプレイヤーの位置を表す『ラストノウンポジション』と、マーキングした敵を一網打尽に出来る『マーク&キル』は健在。
 潜入の手助けとなる武器装備も充実。お馴染みのスティッキーカメラやトライローター(ラジコンヘリ)などもある。
 今回大きく変わったのは、ゲームシステムというより評価システムではないだろうか。プレイヤーの行動が3タイプに分別されスコアリングされるのだ。

 例えば冒頭の例題を実際解いてみる。目標のみを奪い去ることを是とするなら、照明を狙撃して通風孔に侵入。書類を奪取した後、また隙をついて脱出。という手がある。
 多少の犠牲はやむなしと思うなら、見張りを殺してしまうという方法もある。遺体が敵に発見されれば警戒を強めることになるが、万一発見されても強行突破するという考えも不正解ではない。
 このゲームはそういったプレイスタイルに対し、各々タイプ別の評価を下してくる。
 暗に潜み暗に去り、一人の死者も出さないステルス。敵に察知されるより先に障害を排除するパンサー。猪突猛進で最短ルートを突っ切るアサルトの3タイプだ。
 どのスタイルが正解ということはない。ミッションによってはそれを強制される場合もあるが、ほとんどのステージで攻略法はプレイヤーに委ねられる。

 そして本作もう一つの特徴が、Co-opプレイに重点を置いたミッションが多いことだ。
 例えば一人では乗り越えられないフェンスが、仲間の手助けで越えられるようになり、ミッションを有利に進めることが出来たり、一人がわざと敵に見つかることで、もう一人が背後に回って敵を倒すことが出来るようになる。
 中にはCo-opのみでしかプレイできないミッションもあるが、もちろんオンライン対応なので、仲間を探すのは容易だろう。

 目的のために猛進するもよし、目指すプレイスタイルを磨き上げるもよし。緊張感と攻略欲を刺激するステルスアクション大作。
 是非、二回以上のプレイをお勧めする。

追悼・山内溥

2013/10/02 21:37 Category:日記、雑記
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1982年。北米の小売業、こと玩具業界を襲った局地的恐慌『アタリショック』
 多くの企業倒産や失業者を生み出し、5年に渡る熱狂的流行と必須家電並みの世帯普及率を誇った、アタリ2600の時代の終焉を決定付けた事件である。
 小売業界がゲームに対する怨嗟のような空気に包まれる中、それを見た山内溥は考える。
「結果はどうあれ、爆発的に売れたという事実は変わりない。日本で同じものを作ったら売れないだろうか?」
 山内は直ちに、任天堂オブアメリカの荒川實社長(当時)に調査を命じる。その結果山内は決断する。日本でも同様の物は売れる。アタリショックは回避できる。
 世界を席巻するゲーム機、ファミリーコンピュータが生まれようとしていた。

 もしこの人がいなかったら、今日我々はこれほど素晴らしいゲームに囲まれてはいなかっただろう。山内溥が逝去した。

 大のマスコミ嫌いで知られ、それ故誤解されることも多かった。誤解や噂がそのまま定着することもしばしばであった。
 しかし宮本茂が語った「社長の喜ぶ顔が見たくてやってる」との言葉からもわかるよう、確固たるカリスマ性に満ちた人物であった。
 ファミコンに臙脂色が配された理由も「社長が好きな色だったから」と、開発者である上村雅之氏が語っているのも面白い。
 失敗談にも事欠かない成功者だった。多角経営に乗り出し、手を出して大やけどをした事業も多い。
 だが決して諦めることはせず、かの横井軍平が暇つぶしに作っていたおもちゃを『ウルトラハンド』と銘打って商品化して大ヒット。苦境から一転再起の狼煙を上げてしまう。
 ファミコンを始めゲーム史に燦然と輝く名機たちを生み出し続け、岩田聡にバトンを渡し一線を退いた後も、経営難に陥っていたシアトルマリナーズ(NOAもシアトルにある)の株式を買い危機を救ったり、小倉百人一首文化財団の理事長を務めたり、ベンチャーゲームメーカーの支援ファンドを設立したり、京大病院の新病棟建設資金を寄付するなど、その活動は常に話題を呼んだ。

 訃報が伝えられた日をご記憶の方も多かろう。9月19日。東京ゲームショウ初日でのことだった。
 新ハードのお披露目となった日に、TVゲームを広めた男が旅立つということに、因縁めいたものを感じずにはいられない。泉下で、盟友横井軍平と語らいながら、次世代機を見て何を思うだろう。
 今はただ、彼が残してくれたTVゲームという娯楽に肩まで浸かり、楽しむことで供養としたい。

 合掌。

プロフィール

ATUSI

Author:ATUSI
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