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ゲーム論説ブログ

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書評・ファミ通Bootleg!

2011/04/29 22:16 Category:日記、雑記
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boot
ンターブレインから発刊された雑誌『ファミ通Bootleg!』は、大人のためのゲーム雑誌を目指して作られている。
 かといって市場がどーたらとか、流通がどーしたいった鯱張ったものではない。
 ギネスにも載ったマリオグッズコレクターがいたり、三万枚のアーケード基盤を有する会社があったり、またモンハンを社会でのコミュニケーションツールとして捉え、その効用と実績をまとめてあったり、あるいは長年のファミ通読者には嬉しい企画や漫画が載っていたり、大きな写真と控えめな文章で、あるゲームの面白さを説いた記事があったりと、大人の読者へ向けた様々なゲームにまつわる記事が掲載されている。

 多くの業態に言えることかもしれないが、長らく時を重ね、ある程度の成功と失敗を繰り返していくと、そこにセオリーやタブーが生まれる。先人の刻んだ轍を踏むように、ある程度約束された筋道ができてしまうのだ。
 だがそれは、この業界にとって十全に喜ばれるべきことなのだろうか?
 遊びを作る仕事が遊びを忘れて何とする。業界に轍も獣道もなかった時代、ゲーム開発の行動原理はもっとシンプルで、時には無茶ですらあったはずだ。
 ファミコン誕生からもうすぐ三十年。当時子供だった世代が家庭を持ち、ゲームの作り手になる者もいる時代。業界…否。ゲームを作る人も使う人も、等しくこの三十年を過ごし、変わってきた。
 その間に、捨て去り避けてきたものの中に、ゲームの面白さや、ゲームを楽しむことの根源に関わるような大切なものは、ほんとうにないと言い切れるだろうか?

「昔はファミ通よく買ってたけど、いつの間にか買わなくなったな」

 そう思ったあなたにこそ、手に取っていただきたいと思うのだ。
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X of X (2) 最初の日

2011/04/22 09:00 Category:X of X
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2002年2月22日。北米での発売に遅れること三ヶ月、Xboxが日本での第一歩を踏み出した。
 ロンチイベントのメッカとなったSHIBUYA TSUTAYAでは、ビルゲイツとX JAPANのYOSHIKIが来訪。黒船の進水式に華を添えた。
 だが、新ハードの船出にはあまりに寂しい注目度から、先行するPS2のそれとは比べるべくもなく、初動の売り上げは伸び悩むこととなる
 年末商戦からもボーナス商戦からも離れた時期のロンチは、予想以上の向かい風であった。
 さらに、Xboxで起動させたディスクに傷がつくという問題が発生。これに対するMSの対応が一部の不興を買い、ユーザー離れを喚起する一因になってしまう。

 同年4月、当時最速でのミリオンセールス達成という箱書きを引っ提げ、Xboxの代名詞的タイトル『HALO』が日本発売。9月には巨大な専用コントローラでゲームファンの度肝を抜いた『鉄騎』がリリース。年末には、100人のコスプレキャラを擁してのPRを打ち出した『ブリンクス・ザ・タイムスイーパー』をリリースするも、本体の売り上げを急伸させるには至らず、また翌年頭に発売された期待の格闘アクション『格闘超人』が、表現問題から回収の憂き目に会うなど、黒船の航海は華やかならざるものであった。

 だがXboxタイトルが不作であったかといえばさにあらず。ユーザーの満足度と人気は、確実に他のハードに負けてなどいなかった。
 海外タイトルから国産の名作。比類するものなきオリジナリティあふれる傑作まで。
 その歴史は、華々しいラインアップに飾られていた…。

(続)

雑感・CRYSIS2

2011/04/06 22:28 Category:ソフトレビュー
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CRYSIS
供の頃、大きくなったら仮面ライダーになりたいと思っていた人は少なくないのではなかろうか。
 いやこの際ゴレンジャーでもウルトラマンでもかまわない。兎角男の子は強さに憧れ、それを体現してくれるヒーローを真似て、彼らが持つ武器やアイテムを欲しがるものだ。
 実際、変身ベルトやブレスレットを持っている者は羨望の的だったし、それを付けていると、例え塗装の剥げかけた安っぽいプラスチックであっても、装具者を強くしてくれる魔法のアイテムに見えた。
 時を経ていくら成長しても、変化を促してくれる物への憧れという男の子の本質は、きっと変わらないのだと思う。その対象がプラスチックからアルコールに変わること以外は…。

 ニューヨーク。世紀を跨いでなお、世界の交差点として発展し続けるこの街が、数十時間と経たぬうちに死の街と化したのは、2022年のことだった。
 突如発生した原因不明の疫病により、街は騒乱の坩堝と化す。その最中、潜水艦でN.Y.に接近する海兵隊特殊部隊は、さる重要人物の保護を命じられていた。
 だが上陸間近、何者かの襲撃を受け艦は轟沈。主人公アルカトラズ含む隊員たちは辛くも脱出するが、海面に上がったところに追い討ちを喰らい、致命傷を受ける。
 半死半生となったアルカトラズであったが、間もなく見知らぬ場所で目覚める。そこにあったのは一丁の銃と、一人の男の死体。そして見たこともないスーツを着せられた、自身の姿だった。
 彼らとN.Y.を襲ったのは何者なのか?なぜ男は死んでいるのか?自分に着せられたこのスーツは、一体何なのか…。
 抱えきれない謎を抱えたまま、アルカトラズは進みだす。唯一確かなのは、自分が常人離れした力を獲得しているらしいことだけだった。
 そう、一人でこの街を救えてしまえそうなほど…。

 ゲームの基本はFPS。武装は火薬系が主体。一見種類は少なめだが、武器はそれぞれカスタマイズが可能で、スコープからサイレンサーまで組み合わせは多彩。
 むしろこのゲームの特徴は武装のバラエティより、主人公が身に纏った強化服『ナノスーツ』にあると思う。
 ナノテクノロジーの委細については割愛するが、要は誰でもスーパーマンになれるハイテクスーツである。その基本性能は筋力の増強による走力、跳躍力及び照準安定効果、周囲の敵や補給地点を表示するバイザー、暗闇でも熱源を視覚化するサーモカメラ、表面硬化による防御機能、そして周囲と同化してしまう光学迷彩と、およそそれっぽい機能は備えている。
 これらを駆使し、敵より優位に立って戦闘を進めることが基本になる。例えば特定のシチュエーションでは、バイザーモードに推奨される攻略ポイントが表示され、これだけでもかなり優位になる。
 銃撃戦の基本はカバーリングが主体。アーマーやステルスを多用すれば、多少のごり押しは通用しそうだが、使用時間に制限があるので注意。
 FPSにとってなくてはならないマルチプレイももちろん実装されている。基本的な性能や操作はシングルモードと変わらないが、アーマーやステルスを備えた相手が敵に回る厄介さは、一度経験してみるのも良いだろう。
 そしてやはり書いておかなければならないのが、グラフィックの「凄さ」だろう。
 Crytec社の虎の子、CryEngine3の本領ともいえるグラフィックは、CGとしての押し付けがましさを感じさせないほど自然で表情豊か。滑らかな物理演算処理や高度なA.I.の挙動も相俟って、一瞬その作りこみの素晴らしさを忘れ、世界に浸ってしまうほどだ。
 この次世代のグラフィックを見るだけでも、このソフトを買う価値の半分はあるのではないだろうか。

 技術の進歩は、我々に新たなゲーム体験と、いつか現れるかもしれないスーパーマンの可能性を提示してくれた。
 変化を促す物質が、アルコールがナノマシンに代わるのはまだ先かもしれないが、ゲームであればいつでもそれができる。
 諸兄、久しぶりに変身してみてはいかがだろうか?

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ATUSI

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